あなたが赤ちゃんの頃、私たち親は「笑った!」と喜び、ハイハイができたと褒め、歩いた、しゃべった、、、あなたが何かをするたびに大喜びでした。
それが、いつのまにか、「早くしなさい」と怒り、「ちゃんとしなさい」と叱ることが多くなり、あなたが大きくなるにつれ、お互いが笑顔でじゃれあうこともなくなりました。褒めるどころか叱ってもくれない。そんなこともあるかもしれません。
これから先、「自分の人生、どう生きようと勝手だ!」なんて叫んでみたくなることもあるかもしれません。けど、ちょっと待った。たくさんの愛につつまれて、ここまで成長したあなた。たとえ笑顔が減っても、褒められなくても、親や先生、まわりの大人たちは、あなたのことを心配しています。万が一、傷つくようなことがあったら命がけで守ります、自分の力で立ち上がれるように支えます。そして、何よりあなたがあなたらしく、自分の人生に誇りを持てるように心の底から願っています、卒業(進級)おめでとう。
保護者の皆さん、ご卒業(ご進級)おめでとうございます。大きく成長した子どもたちを褒めたり、笑顔で接するって、ちょっと照れくさいですけど、少し自分の気持ちに正直になりますか……