平素より神奈川県PTA協議会の活動に対して、ご理解とご協力を賜り心よりお礼を申し上げます。本年3月末に開催しました県PTA書面総会におきまして次期会長予定者としてご承認をいただき、本日、柴田正隆会長より会長職を引き継ぎ、第27代会長に就任いたします玉野真永です。何卒よろしくお願い申し上げます。
本日の総会では、平成26年度の事業計画案、予算案等につきまして提案いたしますが、その計画案を策定していく中で、県Pは会員の皆様とともに事業を展開していることを改めて認識いたしました。かけがえのない子どもたちに対して、親である私たちがPTAという組織を通して学校や地域と連携し、学校では学力と集団生活を、家庭では礼儀・正義やおもいやり、ものごとの善悪などをしっかりと教えていくことが必要です。本年度の事業につきましても会員の皆様とともに事業活動を推進していくために3つの柱を定めました。
第一に、保護者アンケートを継続的に実施し、データに基づいた保護者の意見・要望を県教育行政に対して投げかけていきます。
2つ目は、親である私たちが家庭の教育力の低下を認識し、研究大会や研修会を通して、私たち親の資質の向上を図ります。
3点目は、県内の会員にまだまだその存在すら認識してもらえていない?県Pについて、その意義ある活動を知っていただくための更なる“見える化”を推進いたします。
会員数24万人を抱える神奈川県PTA協議会では、「かながわPTA宣言」の精神にのっとり、今後とも未来を担う子どもたちが日々成長していく姿を皆で喜び合い、その子どもたちが安全に、そして安心して暮らしていける環境づくりに寄与し、また、その子どもたちを日々育てている私たち大人が何よりも子どもたちの良き手本となり、光り輝く「大人の背中」になれるような、子どもたちに誇れるPTA活動を展開していきたいと考えます。
「県Pって雲の上の存在、私たちには関係ないわ」「県Pって何やってるんだかわからない」などとよく言われます。いやいや、県Pってそんなに遠い存在ではありません。県内のPTA会員の皆様それぞれにとって、「ウチの県P、なかなかやるじゃん!」とか「ウチの県P、駄目だな~」とか、、、さまざまな場面で皆様の「ウチの県P」に成れるような情報提供をしていきますので、是非とも興味を持っていただき、叱咤、激励等々、しっかりと見守ってもらいますようお願い申し上げます。