冒頭、武田会長と監督官庁である文部科学省より下村博文大臣が臨席され挨拶がありました。
武田会長(秋田県)の挨拶は、毎回、一切原稿を読まず、切々と訴えかける姿勢にいつも感銘を受けます。 どんなに美辞麗句を並べても、原稿を読んで、下を向いて挨拶しては、内容の半分も伝わりません。一方、たとえ多少伝えたいことを飛ばしてしまっても、目を見て、一人一人に訴えかける挨拶には、同感、共感、そして感銘を受けるものです。
下村大臣も、さすが教育畑のエースと言われるだけあり、とてもひきつけるご挨拶でした。
総会前に恒例のミニ講演会があり、文化省の坪田課長より、現在の教育政策について簡単なレクチャーがありました(資料を持ち帰ります!)
びっくりしたのは、土曜授業の検討に入るとの事。うれしい驚きでした(知ってましか?) そのほかにも、大臣からもありましたが、
① 世界トップレベルの「学力」と「規範意識」を備えた子どもの育成
② グローバル化に対応した英語教育の小学校における「教科」化の検討
③ 地域における多様なまなびの場の提供
など、現在神奈川県Pの中でも議論になり、要望書にも反映される内容と大きくリンクする取組も進み始めているようでした。
総会でもまだまだ「改善」しなくてはいけない点も多く感じます。
① 繰越金は今年も、2000万円近くつみあがり、9000万円に。
② 総会宣言なるものが審議されますが、これはどこで使うのか?
③ 予算の変更があっても、予算書が無い
など、課題はたくさんありますね!26年度以降の神奈川の会長さんにしっかりと引き継ぎたいと思います。
心の絆61キャンペーンについて
当初、目標を95千万、公益信託として、23年4月1日現在の小中学生を対象に、月額10000円を中学卒業を目標にすすめてきたが、以下のように変更をして、早急に実施することとなりましたと審議上程。
① 平成25年4月1日時点の小中学生に支給
② 未就学児には支給しない。卒業生にも支給をしない
③ 月額10000円ではなく、7500円から8500円支援
④ 日本PTA独自の事業として、取りまとめて支給を行う
質疑については以下の通り行われた
質問:5年間を目標に実施となっていたが、今後キャンペーンはどうなるのか?
回答:今回で終了とする。
質問:日本PTAから今回の措置、また、継続はしない旨をしっかりと通知してもらいたい。透明性が低すぎるのではないか。
答:文章に関しては総会審議後、発送をする予定。
質問:各関係先には根回しや、協力依頼は進んでいるのか?
回答:確定はされている?
質問:就学支援が終了で、義捐金活動は継続するのか?
回答:義捐金活動は継続する。
質問:全国に避難している子どもたちにも、支給が出来るのか?
回答:対応をする
意見:会長名でそれなりの対応をしてもらいたい
回答:24年武田会長、25年尾上会長の連名で出す予定と回答
25年度役員執行部体制について
理事会が開催され、役員人事が確定した。
神奈川県PTA協議会は,希望通り、総務委員会への配属が決まった。
前会長の新川勉氏が、日本PTAの「外部監事」に指名された(24年度、日本PTA 武田会長指名)
神奈川県PTA協議会 会長 柴 田 正 隆
(兼関東ブロックPTA協議会会長・兼日本PTA全国協議会 理事)