2月20日~21日二日間に亘って、青山の地にて日本PTAの臨時総会に出席して来ました。今回の総会の主なる目的は「公益社団法人格への移行」とそれに伴う「定款変更」でした。その席上で、来年の日本PTAの事業計画(案)、予算(案)が上程されましたので、現在、神奈川県内から様々なご意見を頂いていることなども確認をしてきましたので報告致します。
1) 心のきずな61キャンペーンについて
① 現在どのように進んでいるのか、まったく報告が無く、各地PTAで集めてもらったお金が、今日現在いくらになって、どのように、運用されているのか不明。せめて、ホームページで日々が無理ならば、月一回でも更新と報告をしてほしい。
【回答】ホームページでの更新は、今後、実施を前提に検討をする。また、現在の金額については、後日、報告をする。
→ 回答を2月中にもらいます。
② 今年は全国一斉の募金活動を行わないのか?
【回答】今年の強化月間は昨年と同じく5月7日から5月いっぱいまで行う。全国一斉に実施は今年は考えていない。しかし、ぜひ、各地で通年事業として募金活動はやってもらいたい。
また、本年、現在約2億9千万円まで集まった基金に、日本PTAの余剰金7000万円を補充する形で、25年度から就学支援の元金として信託銀行で運用を開始し、被災地
の子どもたちに支給を開始する予定とのこと。詳細は6月の定期総会で報告があるとのことでした。
2) 日本PTAの広報紙について
① 広報紙の発行が年4回、発行金額が1100万円の費用対効果をどう考えているのか。もっとDL形式、メルマガ、ホームページの活用など、手法、内容、費用ともに、検討をしてもらいたい。
【回答】日本PTAの広報紙に課題があることは認識している。今年も専務理事を中心に改善を試みているがまだまだ不十分だと認識をしている。更に進める。
② 24年度4回発行で1100万円の予算、25年度3回に発行を減らしても同じ1100万円の予算はおかしい。余剰が出るはずなので、日本PTAホームページの拡充に是非充ててもらいたい。
【回答】理事会でも同じ指摘を受けている。その方向で6月の定期総会までに補正を行う。
3) 全体的に、児童・生徒が減っているにも関わらず、予算が増える傾向にあるのはなぜか?もっと縮減の努力をしてもらいたい。
【回答】公益社団法人格への移行に伴って、費用が増加する部分がある。また、交通費の支給を新幹線代から、4時間を越える地域に関しては飛行機に変更したので費用が増加している。
→ 更に、詳細を6月までに報告をもらうことになりました
その他にも、さまざま各地の会長から質問が飛んでいましたが、これらは改めて議事録を頂き、しかるべき時に報告を致します。
日本PTAの事業は、本当に武田会長(山形県PTA)を中心に、懸命にやってもらっているのですが、なにせ大所帯と単年度の壁に苦しい運営をやっているように見受けられました。私たちも、意見を言うからにはしっかりと、協力もしていく姿勢で、学校環境と子どもたちの環境を良くしていくパートナーとしてこれからもしっかりと日本PTAと歩をあゆめたいと思います。
各地PTAの皆様、並びに、24年度役員、理事の皆様から更にご意見があればしっかりとこれからも反映させていきます。宜しくお願い致します。
神奈川県PTA協議会 柴田正隆